ノニとは?
ノニは、学名を「モリンダシトリフォリア」といいます。
古くからタヒチ、ハワイ、サモア、トンガ、オーストラリア、インド、
中国、東南アジアなどの各地で、民族固有の伝統医療の
自然生薬として使われていました。
ノニの果実を中心にして、葉・樹皮・根・花・種までも
目的に応じて使われていました。
ノニの果実はジャガイモほどの大きさで、緑色をしていて苦く、
完熟状態になるとチーズに似た強い異臭がします。
地域によってはノニの果実を「ブタリンゴ」、
「チーズフルーツ」などと呼ばれていました。
そのため、一部の文化人類学者や生化学者に
知られるにとどまっていました。
ノニの歴史
西暦100年頃、東南アジアから世界中へカヌーで航海し、
移住した民族がいて、ポリネシア諸島に辿り着きました。
彼らは移住先で生活するために、食糧・衣料・建築材料・
道具・薬草などをカヌーに積んでいました。
特に、ポリネシアで5つの代表的な植物となっているタロイモ・
ヤム・パンの実・バナナ・サトウキビなどといっしょに、
ノニもこれらといっしょに重要なものとしてもたらされたと考えられています。
彼らの文化の中で重要な地位を占めていたのが、祈祷師です。
この祈祷師によって、確立して伝承されてきた伝統医療で
ノニが万能薬として用いられてきました。
ハワイ諸島やサモア、トンガでもノニがポリネシア諸島と
同様に使われてきました。
ノニは生息する世界各地のほとんどの地域で、
伝統医療としての使用が記録されています。
ただ、ノニが最近になるまであまり知られていなかったのは、
ポリネシアという地域と文化が隔離性が強かったことと、
ノニの完熟果実がかなりの異臭を放つところが原因と言われています。
最近になって、ノニが科学的な研究で取り上げられ、
その効果や作用が徐々に明らかになりました。